流麗な美フォルム!「NIKE AIR MAX95」の手入れ方法 |
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利根川サライ 10 4 5 夏は足下に軽快なスニーカーを合わせることが多くなってきますよね。突然の雨に遭遇するこの季節、スニーカーが汚れてきた方は、たまにはスニーカーをリフレッシュさせてみては? 運動靴の手入れシリーズ、第1弾は「ASICS-TigerのGEL-LYTE III」でした。第2弾は、90年代のスニーカーブームを作ったと言っても過言ではないNIKEの「AIR MAX 95」です。 30分程度で手入れできるので、ぜひ試してみてください。
今回手入れするモデルは「AIR MAX 95 PRM TAPE」。 アッパーにカモ柄をあしらった、ちょっと珍しいモデルです。 アッパーのサイド部分をよく見ると「AIR MAX 95」の特徴であるグラデーション部分に、通気性を高める“Hyperfuse”のテープが用いられています。 ちなみに「AIR MAX 95」のデザインモチーフは“人体”。グラデーション部分は“筋肉”を表現し、アウトソールの底にあるクリアパーツで“背骨”を表現しているそうです。 また「AIR MAX 95」といえば前足部に“ビジブル(目に見える)エア”を、「MAX」シリーズとしては初めて搭載したモデルとして有名で、その意匠も引き継がれています。 前足部にもAIRを搭載することで、フワフワとしたクッショニングが確立されて、ファッション性だけでなく機能的にも、筆者としてはファンであります。 ……さて、そろそろ手入れを始めていきましょう。 用意するもの ・いらない布 ・洗濯用石けん ・撥水スプレー ・靴用ブラシ NIKEの「AIR MAX 95」の手入れ方法 ケア前の写真
半年間、3日に1回の割合で履いていました。 トウの部分がうっすら汚れ、ソールにも汚れが目立ちます。 1.インソールを外すまずはインソールを外して、靴を洗える状態にします。 靴紐を外してもいいですが、筆者はモノグサなので付けたまま洗います。 2.固形石けんをこすりつける
ナイロンと合成皮革のアッパー、ポリウレタンのソールなので、靴全体を一気に洗います。「AIR MAX 95」はモデルによってグラデーションの部分がスエードだったりエナメルだったりするのですが、その場合はこのやり方は止めておいた方がいいと思います。 靴全体をぬるま湯に浸した後、石けんをこすりつけていきます。 活躍するのは「ウタマロ石けん」。ドラッグストアやスーパーで安価に手に入ります。 元々部分洗い石けんとして開発された「ウタマロ石けん」は、泥汚れや黄ばみなどのガンコな汚れを落としてくれるので、靴にも使えます。消臭効果もあるので、汗を吸収しやすいスニーカーにも向いています。 ちなみに合成皮革は水につけると硬くなってしまう性質があるので、やる/やらないは個人の好みによると思います。 3.ブラシで泡立てて、汚れを浮かす石けんをまんべんなくなじませたら、柔らかいナイロン製の靴ブラシで泡立て、汚れを浮かせていきます。 よく泡立つので、「汚れが落ちてる」のを実感できることでしょう。 4.たっぷりのぬるま湯ですすぐ石けん成分が残らないようにぬるま湯ですすぎましょう。 すすぎは念入りに2~3回行います。 5.布で水気を切るすすぎが終わったら、乾いた布で水気を切っていきます。 乾きが早くなることはもちろんですが、アウトソールに使っているポリウレタンは、水分を吸収しすぎると加水分解を起こします。 そうなるとソールにヒビが入ったり、ポロポロと崩れて履けない状態になってしまいますので、念入りに。 6.乾燥タイム乾燥は風通しのいい日陰で行います。 紫外線を浴びると黄ばみの原因になるので直射日光は避けるのが基本です。 7.撥水スプレーで仕上げ雨対策、防汚効果が期待できるスプレーを最後に吹きかけておきます。 筆者が使っているのは、MARQUEE PLAYERの「4E」です。 完成
トウのヨゴレや、アッパーのメッシュがサッパリしました。削れてしまったアウトソールまではキレイにならないものの、石けんだけでかなり白くなります。 流線系のフォルムは何度見ても美しいですね……。 メンテナンスを定期的に行うことで、愛するスニーカーの寿命も長持ちします。 スキマ時間を見繕ってケアをしてみてはいかがでしょうか。 |
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